9月11日の実績
ポイント
算数
この日は学校の後SAPIX(算数D21)。金曜日は5時間目までで、しかもこの週まではまだ少し下校時刻が早いので、できる限り一度帰宅したい息子は 家に居られる時間が30分しかないにも関わらずいったん帰ってきた。シャワーを浴びて着替えたり おやつを食べたり 準備をしたりする時間も必要で、基礎トレだけ取り組んで(しかも2問やり残し)再度出かけて行った。
計算
この日持ち帰った「基礎力定着テスト21③」はまた点数が低く40点(ふりだしに戻る)。
内容を確認すると、まず、また「1」の(1) 冒頭の計算問題で間違い。「1」の(1)(初っ端)については、学校のテストでも日々の基礎トレでも基礎力定着テスト等でも間違う確率がとても高く、いつも再確認するよう伝えているが、もう少し根本的な対応をすることを決意。
場合の数
今回も大問「1」以外は「場合の数」に関する問題。表面では「3」(円形の並べ方)を間違っていたが、これについては解き方を訊いてきたので、やはり「場合の数」に関してはまとめて復習したほうが良いと確信。
実は先週末にまとめて取り組もうと思っていたが時間切れで割愛してしまっていた(後悔)。
今週末、上記「3」の解説時に参照した『自由自在』を用いて一通り取り組むことにした。「場合の数」に関する全例題を確認してから類題を解かせる方法で 一通りまとめて解き方等を確認し、構造的に把握できるようにしたい。
裏面の「5」の(2)も間違っていたが、これは道順の問題。道順については比較的得意なようだが、今回もまたミスをしており 抜け漏れや重複がないよう丁寧に取り組む必要がある。
裏面の他の問題については週末対応。
SAPIXの授業での解説は息子にとってはとても速いもので、一つひとつがとても手早くテクニカルに そして簡単かつ華麗に解かれているように感じるのだと思う。しかしその裏にある本質的な意味等を実感することなく、表層的なテクニックだけを何となく感じ取って真似ようとすると立ち行かなくなるのだろう。そのようなやり方でも正解していたりするから本人の理解度合いが私には分からないことがあるだけで、もっと愚直に自分で試行錯誤してみたり、ある公式的なものがなぜそうなるのかという具体的なレベルでの実感が伴っていなければ、やはりいずれ破綻するし、簡単な問題に限って解けないなどちぐはぐなことも起こり得ると思う。同じ授業を受けている人の中でも、すでにそういった愚直かつ具体的レベルでの経験が済んでいる人や、一度解説を聞くだけでその本質まで理解してしまう人ならば問題はないのだろうが、息子のようなタイプだと 多少時間を要しても良いから、まずなぜそうなるのかといったレベルでの 自分自身の実感・認識というものを一度経験しなければいけないと思った。その際には授業のような速度・華麗さを求める必要はなく、時間がかかっても良いからじっくり味わうべきなのだということを本人にも伝えたいと思う。その段階を経ることができれば、やがて素早く華麗に解ける段階に至る道が開けるだろうと思う。
社会、漢字、言葉ナビ等
月曜日に学校で小テストがある社会や、SAPIXの国語A(漢字、言葉ナビなど)は勉強の合間に差し込む形で細切れに取り組んでいる。
今年は学校の宿題で毎日(といっても学校のある日のみ)日記を書いているので、言葉ナビで学習している慣用句などは作文でも使用してみたり、日常会話でも使う(会話のレベルを上げる)よう心掛けてみれば良いかなと思う。
感想
週末はまとめて時間の取れる貴重な曜日なので、算数の一分野(今回は「場合の数」)に重点的に取り組みつつ、他の科目も普段より時間をかけて学ぶ方針。理社の覚えるべき事項や漢字・言葉等は、週末も平日も "CM" のように勉強の合間に差しはさむような形で触れる回数を多くしようと思っている。
やらねばならないことは、本人が嫌がるからと言って避けてはいられない。少しでも楽しく効果的に学んでいくために、取り組みの順序や取り組み方、声掛け等について考えるのが私のつとめだと思っており色々試行錯誤しつつ思案中だ。