10月20日の実績
- 学校対応(日記、算数問題集、漢字)
- 基礎トレ当日分
- 一行計算問題集(P.38)
- SAPIX社会 D25(鎌倉幕府の成立:デイステ、確認問題 復習)
- SAPIX理科 D25(電流と発熱:ポイチェ「3」(理科の図鑑)、デイステ 偶数ページ、確認問題「5」・「6」)
- コアプラス 理科 / 社会
- 基礎力定着テスト26①・②復習
ポイント
SAPIXのない火曜日 -- 予定通り進まない
学校は6時間目まで。特に遅れたりすることなく16時半ごろ帰宅。17時前には着席し勉強開始。
それにしても思うように進まなかった。振り返ってみても、なぜこの程度の量しか対応できなかったのかと思ってしまう。
この日は基礎トレ9月分前半の三角数の問題を一気に横に流したかったし、仕事算ももう少し丁寧に復習したかった。できれば基礎トレ10月直近分の復習もしたいところだった。しかし実際には、各タスクの優先順位を考慮して実行していく必要があるので、翌日の理社を優先していると、この日はそれらの取り組みには対応できなかった。
最後に基礎力定着テスト26①・②の復習をして、三角数の復習はそこで一題、仕事算の復習もそこで数題 取り組んだのみ。
社会・理科に時間がかかる
冒頭の滑り出しも良くはなく、最初の学校の宿題だけで1時間近く要してしまうのもつらい。そして基礎トレ等と続き、翌日授業のある理科・社会について、最初にコアプラスの出題内容を確認してから、まず社会に移る。
今回の内容はマンスリー直前の授業時に習ったものだったため直後の学習が不十分ではあったものの、土日も勉強したのでこの日は確認程度でサクサク済ませる予定だった。ところが、これがうまく進まない。
覚え方が雑 また曖昧で 知識が定着していないので、繰り返さねばならない。覚える用語等をまず基軸として正確にきちんと押さえていけば良いと思うのだが、これには多少パワーが要るのだろう。「ぼんやり」流してしまう息子。
社会だけで結構時間を要し、次に理科。もう機嫌も悪い状態だったけれど、時間と翌日までにしなければならないことを考えると、雰囲気・機嫌を良くするために調子が戻るようなタスクを別途組み込む余裕はないと判断し、優先度の高い実施必須タスクを続けるほかなかった。
昨日の息子の態度と、ちょっとした振り返り
短時間で集中して取り組んでいく必要があるが、それを達成するには、一つは本人自身の中に危機意識あるいは明確な目標意識といったような強いモチベーションがないといけないと思う。しかし息子はそういうタイプではない。昨日も歴史用語が覚えられないとき不機嫌になり、ふてくされた態度で「どーでもいい」と言っていた。
私が退職したのは7月末だが、実は私もコロナ禍により3月末から基本的にリモートワークとなっていた。その際 連日見た息子の様子(1日中ダラダラ 等)は、「私が退職し傍について伴走しなければ彼は立ち行かない」とその危機的状況を私自身に痛切に感じさせ、退職を決断させる決定打となった。
実は、3月中旬に義母から私へ唐突に発された警鐘もあったのだけれど。3月中旬、学校が休校となって間もないころ、数日間、勉強道具を持って日中 祖父(私にとっての義父)の事務所に行っていた息子。ここで息子と接した義妹や義母はその時点で息子のこの危機的状況を感じ取っていたのだろう。最終的に、仕事に没頭していた私がそれを深く認識するにはあのリモート期間が必要だったのだが、序章となるあの警鐘(結構強く叱られた感)、それから あの「全員リモート要請」は、ある意味「早く気付け、目を覚ませ」という天からの声だったのかもしれない。
で、どうするか
本来的には本人の中に強いモチベーションがあれば良いのだけれど、息子の現状を見ると、まず今は私が強い牽引力でもって彼を導くのが賢明であるように感じ、現在のやり方で進めている。
まず 身近なもので良いので何か目標を設定しそれを追求する。自分に見える物事の範囲を広げるため様々な知識を身につけていく。視野を広げつつ判断力等を養っていくことで、構築された知識ベースを基に 物事を見る目や自分なりに考える力が培われ、本人自身が新たな目標を見つけ切り開いていく。--- そんな方向性で考えている。息子の場合、かなり長期的な視点で考え伴走していかないといけなそうだけれど。
だから私がその日のタスクやスケジュール等を準備しているが、もちろん取り組みの最初に息子にそれを提示し合意の上で始めるし、毎日 その場の状況を見ての軌道修正をしながら進めている。
正直言って、単なる中学受験の勉強。こんなごちゃごちゃした理論(?)なんて全く要らなくて、ただ素直に塾で習ったことを勉強し、テストをこなし復習をして受験に向けて目標を持ち 楽しく進んでいけば良いだけじゃないかとは自分でも思う。でも、何だかうまくやらないと、息子が「負」の方向に引っ張る力が結構強くて(反抗心や楽なほうに流れたいと思う心 等々)、私自身も「正」の方向どころか「負」の方向へ引っ張って行かれそうで、私の心の準備自体にもかなりパワーが必要になる。この状況や、息子の気持ちというものも含めて、うまく牽引していこうと思っている。
で、具体的には
昨日は進捗が良くなかった。でも、息子はこれまで長らくサボってきているので本当に悠長なことは言っていられなくて、テンポ良く かつ 効率よく進めていかなければ土俵にさえ上がれない感じ。そのように進められるかは私にかかっていると思っている。
昨日は理・社の授業の直前だったため焦っていたが、今後気を付けたいなと思うのは、常に自分自身も含めたメタな視点に立って考えること。
息子に伴走するにあたり、息子の状況等をメタな視点から見るのはそれほど難しくなくても、自分も含めて(息子と私の二者関係自体)をさらにメタな視点で見るって結構難しい。自分を客観視する難しさ。
ただ、私は息子の何歩も手前から構えていたほうが良いなと思った。私がこれを言ったら息子はどう反応するか、と言ったレベルから考えて行動する。「こう言うと息子はネガティブ発言するだろう、じゃぁポジティブ発言・行動を導くためには、私はどんな表情でどんな言葉を発すれば良いか」とか「どんな順序で進めていけば気分が向上するか」とか。発言内容を考えるだけでも相当難しいけど。
昨日みたいに、結局実際は毎日必須タスクに追われてそんな余裕がなくなることが多そうだけど、意識はしていようと思う。
理・社の『コアプラス』とか『言葉ナビ』などは、その週の指定範囲をコピーして学校のショルダーに入れておくから、登下校中の電車内で毎日見てねと言っている。息子が実行するかどうかは未知数。でも本人が毎日それを自発的に見るように仕向けていきたい。目下学習中の範囲をこなすだけでは、これまでの範囲をおざなりにしてきた息子の場合そろそろ相当厳しくなってくるから。短時間で効率的にこなせないのは致命傷。
今日はSAPIXに行っているけれど、明日は下校後帰ってくる。帰宅した後のタスクやスケジュールを考えるだけでなくて、会話の流れなんかもイメージトレーニング? 息子の気持ちも成績も上向きになるよう導けるように。
まぁ、文句があるときは全部私に吐き出してくれて構わないのだけれどね。私だったら受け止められるし、抱え込む必要なんてないから。それを含めて前向きに持っていきたいと思っている。
(ハードな職業だなぁ。)
感想
タスクの実施に関しては、「冒頭からガンガン飛ばさないとだめだ」というのが昨日の教訓。本人の真剣さが足りなくて進まないと感じるときも多かったが、本人のモチベーション発見を補助するだけでなくて、そもそも すべきことは私が牽引してどんどん進めないと追いつかない。
明日は木曜日なので、翌日の算数に関する勉強がメインになる予定。今週の単元はまだあまりたくさん取り組めてないからちょっと時間をかける。
でも、そんなときも合間に理社のこれまでに学習した分野に少し触れてみたり、算数の暗記すべき数字をちょっと復習してみたりすること を差し挟んでみよう。
さて、今日はどんな表情でSAPIXから帰宅するかな・・・。
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