11月30日の実績
ポイント
理・社の月曜日
学校から直接SAPIXへ。最寄り駅で「疲れた、頭痛い」。21時45分ごろの帰宅時は多少元気。
帰宅後すぐ15分間のゲームは絶対に欠かさない。そしてその後 夕食をかきこむように大量に食べる。ゲームもそろそろ(少なくとも平日は)やめたほうが良いのでは と思ってしまう。夕食についても朝食と同様 私がしっかり息子一人分を取り分けトレーに載せて出そうと思った。逆に不満の塊にならないように気を付けたいので、どちらも臨機応変に融通を利かせつつ。(その後家庭学習中に「お腹空いた」と文句ばかり言って進まないなんてことも考えられるので、色々と様子を見て相談もしながら加減しないと。)
基礎力定着テスト31③
75点。間違いは「5」の(2)と「6」。
「5」の(2)は計算間違いと言っていた。「6」は「トンネルの長さ」を求められているのに「電車の秒速」を答えていた、最後に「秒速×時間」が必要だった という 少し前も聞いたことのあるような間違いで、明らかに息子のある特徴を顕在化しているわけだから何とかしたいけれど、単に「問題文をよく読んで」、「解答用紙にすでに記載されている単位をよく見て」では治らないようだ。
一般的に、「解答のステップを説明して」と依頼しても私にも分かるような論理的な説明にはなっていなくて、手元のノートにもメモのような計算の跡(?)しかなくて、でも答えは合っているということも多い。私としてはこういった傾向も上記のような誤りの一因であるような気がする。
落ち着いて情報を整理し、解法を組み立てるという部分がきちんとできておらず、直観で瞬殺するみたいな傾向がある。
その傾向は「本人が解こうとする問題」、「ある程度点数の取れるテスト」という方向にも影響を与えていて、前回マンスリーの算数のように、基礎力定着レベルと言えるような簡単な問題が並んでいるときは 明らかに頑張って解こうとした形跡があり 成績も「まぁまぁ」なのだが、「表面上少し難しそうに見える問題」、「ちょっと読み込み考えて論理を積み上げないといけない問題」になると急に解答用紙が真っ白になったりする。これは、低学年までは何とかなったけれど4年になり私も手を放した後、秋頃から算数でさえも立ち行かなくなったことともリンクする。
これを克服したいわけだけど、私がゆっくり論理的に説明してみたところで本人も聞くのがだるそうだし、本人に説明を促してもこれもまた面倒臭そうだったりちゃんとした説明が返ってこなかったり。直球過ぎる対応や焦りは禁物だと感じる。ちょっと分かりやすい説明が得られたときにその成長を褒めたり、「分かりやすくて助かる・嬉しい」と言った私なりの感情表現で良い方向へ進めて行けたらと考えている。
あとは、できてもできなくても 多少難しい問題も経験しておくことで、本人が簡単と思える領域(手を付けようとする問題レベル)を広げておく(上げておく)のも一案だと考えている。
理科
デイリーチェックが68点、コアプラス確認テストが90点。シール1枚。
デイリーチェックで てこのつり合いに関する基礎的な問題を間違っているのを見て仰天、そしてショック。と言うのは前日にもテキストの問題を全面的にやり直して、この程度のものは当然理解できていると思っていたから。これを見て、なぜ前日テキストにあるすべての問題が(全部2回目とは言え)正解でスルー出来てしまったのだろう、こういう部分が怖い、と思った。
デイリーチェックがあって本当に良かった。雰囲気で解いていた部分もあるのかもしれない。テキストの解説部分と例題をもう一度きちんと確認しておく。
こういう息子なので、やはりどの教科も多少異なる問題集等にも手を広げ、常に新しい気持ちで、多少なりとも緊張感を持って問題に立ち向かえるようにしたほうが良いと思う。本人としてはちょっとフォントが違うだけで気持ちが変わるらしいし(マンスリーテストの大問番号を示すフォント等だけで「圧がある」って言っていた、テキストのフォントは丸いから 優しそう / 易しそう に見えるとか)、問題文の調子が少し異なるだけで「読む」という態度になるのではと思う。同じテキストをくり返すと問題文さえも読まず、記憶と雰囲気でできてしまう部分もあるのだろう。
社会
デイリーチェックが96点、コアプラス確認テストが100点。シール2枚。
これもまたちょっと仰天。なんと「徳川綱吉」の「吉」の字を間違う。この名前、前日まで一体何度書いただろう。テストになって不意に忘れる・不安になるというのは私も経験がある。特に今回のように、いつも疑うことも迷うことも意識することもなく書いていたものに限ってテストで不安になったり忘れたりするというのはあるかもしれない。
これもデイリーチェックに感謝しよう。これによって意識に留めることができた。これでもうこの漢字を忘れることはないだろう。
11月度マンスリーテスト帳票 ・ コース分け基準表
この日、11月度マンスリーテストの正式な成績帳票とコース分け基準表を持ち帰っていた。改めて 8月・10月・11月と各教科及び4科の偏差値推移を見ると、回を追うごとに科目ごとの偏差値格差が大きくなってきていることがよく分かる。今回大失敗している理科については今回得られた知見を基に次回はしっかり対策を取る必要がある。もちろん いつも イマイチ で 成績に揺らぎがある国語についても。
クラスについては残留のようだが、息子が「あと1点でクラスが変わった」と言っていたので、私はてっきり前回同様「あと1点低かったらクラス落ちだった」ということかと思い込んで、息子が席を立った時に主人にそう報告していた。するとその声を聞いた息子、「なんか誤解してない? (^^;) 」と言って戻ってきた。今回は「あと1点上だったら一つクラスが上がった」ということだったらしい。ごめん、ごめん。頑張ったね。「思い込み」って、私も息子のことを非難する資格なんてないね。
感想
今日はこの後帰宅したら、学校の定期テスト向けの確認も一緒にしたいと思っている。しかし上述の通り、もう大丈夫と思っていた「てこ」についても、もう一度しっかりと見直しておいたほうが良いという結果になったので、こうしてすべきタスクが増えていくという現実。
ただ、焦りは禁物だなと痛感する。
息子の問題に立ち向かう態度について、何とかその場をやり過ごそうとするような表面的なものになっているのが課題だと感じている。これを根本から改善していくべきなのだけれど、息子にそのような傾向があるのはきっと私にも多大な責任があるはずで、例えば今日も「あれもこれもやらなければ」と焦った態度で息子に接すれば、それがまた同様に悪い影響を与えるのだと思う。
こういう状況だからこそ、時間がなくても、すべきことが多くても、落ち着いて一つひとつのことを大切にできる雰囲気を作り出す必要があるのだろう。
息子を通して多くを知り学びがある。息子を通して私の問題点を指摘してもらっているのだと感じる。
表面上を滑るような、何とかやり過ごそうとするような態度ではなくて根幹から読み解き理解し対応していくべきだ。息子の問題に対する態度の改善点、それはつまり私の息子に対する態度の改善点なのだろうと思う。
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