1年半で中学受験 2022

仕事に没頭していた母が退職し息子の中学受験に伴走開始。小5からの短期決戦。

【143日目実績】12月度マンスリーテスト前日 ~知識の結合~

 12月22日の実績 

 

  • 基礎トレ当日分(前日分復習含む)
  • 基礎トレ11月号 復習
  • 算数:基礎力定着テスト・算数デイチェ 復習(基礎力:32~34 それぞれ①~③、 デイチェ31~34)
  • 算数:『デイリーサピックス』D30~33 見直し
  • 国語:『言葉ナビ』、漢字 D30~33
  • 理科:『コアプラス』、『魔法ワザ』、『応用自在』 等 D30~33範囲(てこ、滑車・輪軸、熱のはたらき、気象)
  • 社会:『コアプラス』D30~33範囲(江戸幕府のゆらぎ~明治維新

 

ポイント

 

12月度マンスリーテスト前日

学校はすでに冬休み。朝もゆっくりでき、一日 翌日のマンスリーテストに向け指定範囲の確認を進めることができた。学校がないので穏やかにじっくりと取り組みが進められ、ありがたいと感じる(2月のマンスリーテストは大変そうだ)。

算数についてはこれまでの基礎トレや基礎力定着テストのやり直しのほか、該当範囲のテキストで基礎的な問題をざっくり確認。

国語は『言葉ナビ』で範囲となる三字熟語の確認とその後にある問題の半分に取り組むと共に、該当範囲の漢字をやり直す。

理科は『コアプラス』で 今回の範囲となる「てこ、滑車」、「熱のはたらき」、「気象」に関する問題を解いて確認を進め、他の参考書・問題集にも少々取り組んだ。

社会においても『コアプラス』で該当範囲を確認。問題を進めながら資料集やテキストをしばしば確認した。

 

算数の復習

この日になって基礎トレ11月号や基礎力定着テストなどの復習(当時間違った問題のやり直し)を進めた。今回の期間中には他の問題集にも少し取り組んだが前日は基礎トレ、基礎力定着テスト、デイチェや『デイリーサピックス』のみ。

基礎トレ11月号については今になるとどれも何の問題もなかった。一方、基礎力定着テストで間違った問題の中には再度間違ったものもあった。

今回のマンスリーテスト範囲は、D30「総合」(比と図形、流水算、通過算)、D31「和と差の問題」、D32「倍数算」、D33「相当算」。

この中では流水算が最も苦手であるように感じられた。

 

理科の問題演習で ~物事のつながり~

理科では、息子の場合、テキストに記載された概念的な原理のようなものをただなぞるだけではなく、問題演習を通し様々な具体的事象と関連付けながら理解を深めるという包括的なアプローチが必要だと感じている。

例えば、テキストの最後にあるデイリーステップの問題も、そのものズバリの端的な問いしか存在しない。これをくり返して基軸となる原理を理解すれば個別具体的な状況に関する問いにも対応できるかと言えば、少なくとも息子の場合、その紐づけが難しいようだった。

こうして私は問題演習の重要性を感じるようになった。慣れのためと言うより、様々な問題演習を通して 色々な状況・側面や切り口から問われることによって深く考え、一つひとつの知識をそれぞれ紐づけ関連付けられるようになり、包括的に理解できるようになるのではと思ったから。

成績がそれほど良くないのだから様々な参考書や問題集に手をつけるのではなく、まず塾のテキストをきちんとこなせるようにすべきだと考えがちだった。しかしそのような状況だからこそ、少なくともマネージャーとしての私は様々な問題パターンを入手、ストックし、状況に応じてうまく取り出して本人の理解を深める手助けをするべきだと思うようになった。

この日は、『魔法ワザ』という書籍を用いて気象に関する問題を解いていたとき、息子の頭の中に存在した情報が、まるでスナップボタンがパチパチパチと音を立てながらとまっていくかのようにつながっていく様子を目の当たりにした。

「空気は、雲がないところでは100m上昇するごとに1℃、雲ができているところでは100m上昇するごとに0.5℃温度が低くなるものとします」とした上で、「南海上から移動してきた空気は、海抜0mのア地点では温度が30℃でした。この空気がイ地点(海抜1000m)まで移動すると、温度は何℃になっていますか」という問いが一つ目。そして次に「イ地点で雲ができ始めました。このことから、空気がア地点にあったときの湿度がわかります。何%ですか」という問いが続く。(各温度における飽和水蒸気量の表は示されている。)*1

翌日がマンスリーテストだと言うのに、このような典型的な問題でさえまだうまく解けなかった息子。

いつものように私の解説が始まる。ひとしきりの説明が終わった頃、ポツリと息子が言う、「最初の『イ地点で雲ができ始めました』って要らないよね」。

「えっ? 必要だよね、一番大事なところだよ。それが出発点だよ」 そしてもう少々説明を続けたとき、突然 息子が「あっ!! そういうこと!?」と。

正直、どの言葉でどうやって頭の中にある情報がつながったのか分からない。でもその時の様子は、まるでパチパチパチと各情報がつながる音が私にまで聞こえるかのようだった。

その状態に至る前も、私は色々と息子に問い尋ね答えてもらいながら説明を続けていた。その際には息子も「うん、露点に達したんでしょ」などと、あたかもしっかり理解できているような受け答えをしていた。だから私には何が分からないのか、どうしてその理解が答えの算出に結びつかないのかが不思議だった。

ただ何かがつながっていなかったようなのだ。そしてこのとき様々な情報が一気につながったようだ。

今まで散々話してきた飽和水蒸気量についても、それこそ露点についても、雲ができるということの意味も、フェーン現象など社会で習ってきた情報も。

 

算数は数学ほど抽象度が高くなく、まだまだ「この世的なもの」とのつながりがあるとは言え、それでもやはり概念的な科目だと思う。だからなのか、算数に取り組んでいるときにはこのような感覚に陥ったことは基本的にない(算数でも問題演習の重要性を感じるがそれは別の理由から)。

今回のマンスリーテストにおける算数の範囲は、比と図形、流水算、通過算、和と差の問題、倍数算、相当算だが、この中で息子にとって苦手なのは流水算と通過算のように感じられ、やはり比較的理科的要素が強い単元のように思う。概念的な世界だけで完結できるものならそれほど問題がないのかもしれない。

すでに先人によって汎化された事象の説明を受けただけでは 様々な装いをまとって具体的に表れる「この世的な」各事象の理解と紐づけていくことが難しいということなのだろうか。

この日の出来事を通して「これまで同じ言葉を語りながら私たちはいったいどれだけ異なる世界(景色)を見ていたのだろうか」とちょっと恐ろしくも感じた。

とは言え、もちろん「あ、そういうことか!」と理解が得られたことは非常に嬉しいことだった。

 

感想

 

現在息子はSAPIXにて12月度マンスリーテストを受験中。まだまだ課題がたくさんあるし、本当ならもっとできれば良かったと感じる部分もある。

でも、今回の範囲は息子なりによく頑張れている気がする。本人からも「頑張ってこよう」という覇気が感じられた。

8月初から開始した伴走は5か月目も終盤。もう年末だなんて信じられないけれど、二人三脚で試行錯誤しながら学び前進していく毎日は、楽しく貴重な時間であることは間違いない。

このように深い学びを通し、理解する苦しみと理解できたときの喜びを知りながら、様々な体験や経験が理論とも結びつき世界を広げ深めて行けるなら、これほど意義深い日々はないと思う。

今日の結果を通してまた課題を見つけ、方策を練り、新しい明日へつなげて行ければ良いな。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(サピックス)へ   にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2022年度(本人・親)へ 

よろしければクリックお願いいたします。 

*1:西村則康 監修、辻 義夫 著 『中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 理科・合否を分ける40問と超要点整理』、実務教育出版、2020年、P.137

当ブログでは Google Analytics を利用して、アクセス解析を行うため にcookie を使用しております。
Google Analytics で集計したデータは当ブログのアクセス解析や改良、改善のために使用させていただくものとします。
なお、cookieは個人を特定する情報を含まずに集計しております。
Googleによるデータの使用については ポリシーと規約 をご覧ください。