3月19日の実績
- 算数:基礎トレ、D05(速さ(1):デイサポ実戦編)、基礎力定着06① 復習
- 国語:漢字、読解(評論文)
- 理科:D05(光②:デイステ、確認問題)
ポイント
金曜日
3月19日(金)。春休み中で比較的時間があるので、この日は朝から二人で話をしたりなど。
まずこれまでのこと、現在のこと、そしてこれからのことについて二人で話を。想像以上にここで時間を使用してしまった。それから志望校として考えている学校やその他の学校について、Web上で観ることのできる動画などを一緒に視聴。
昨今は新型コロナウィルス感染症の影響で文化祭などに足を運ぶことも難しくなったが、ただ何となく受験勉強をするのではなく、できる限り息子本人に各学校について肌で感じてもらいたいという思いから。学校によっては、ICT教育の賜物だろうか、YouTubeチャンネルに生徒の方々が作成された多くのセンスある動画が公開されており、息子は夢中に。
中学以降の生活に思いを馳せつつ また憧れも抱きつつ、毎日の勉強に精を出してくれれば良いなと思う。
算数 ~基礎力定着テスト~
前日に持ち帰ってきた基礎力定着テスト06①の復習をした。これについては、最後の問題以外にも間違いがあったものの、それらは簡単に正解できた。
しかし最後の大問「4」については、「これ、宿題のときにやらなかったから」というようなことを言う。同じクラスのお友だちも「〇〇先生が教えてくれなかったから」という表現をしていたそうだ。しかしその回のテキストを確認しても、そもそもそれと全く同じような問題は載っていない。
そこで、視聴したばかりの6年前期保護者会動画にて算数の先生がおっしゃっていたことを思い出した。話してくださった2つの「アドバイス」---「めんどくさいと言ったら負け」、「諦めない心が大切」--- について。
見たことのある問題とそうでない問題とで、子どもたちの食いつきがまるで違うのだそうだ。「この問題は知らない」あるいは「やったことはあるけど忘れちゃった」から「早く教えてよ」という態度になるようではいけない、と。暗記していればそれで良いといったような物事の捉え方をしていると困るというお話。
見たことのないように思える問題に対しても 諦めず粘り強く解いていく姿勢が重要だ、そのことを肝に銘じて頑張って欲しい、と。
また、緻密さや正確な処理能力の求められる出題が多いから、しっかりと文章を読み取り、線分図や表などを描いて丁寧で正確な分析をし、正しい演算を行うことできちんと解こうとする意識を高めてほしいというお話だった。
翻って、基礎力定着テスト06①の大問「4」。これは指定回テキストのレベルで言えば、初めて見るような問題。そして問題文に書かれた条件をきちんと表などに書き出して整理し論理的に解いていく必要がある。ただし使用する計算は極めてシンプルで簡単なもの。
「『線分図や表に書き出して丁寧に分析していこう、紙の上にたくさん書いて調べていこう』という姿勢を身につけることが算数力向上の近道」というお話を彷彿とさせる問題でもあった。
もう春休みに入っているため、今回の保護者会動画については息子の傍で聴いていることも多い。私はこの先生のお言葉に頷き、息子も思い当たる節があるから耳が痛いというような様子。その直後にこの問題に出会い、先生がおっしゃっていたのは正にこのことだね と。
考えることを放棄しないで欲しい、粘り強さも身につけていって欲しいと思う。この問題は、誰にとっても、着実に読み条件を整理した上で解き進めていくだけ。たくさんの経験があるほうが有利だけれども、そもそもその心がなければ道は開けていかない。
感想
この日も取り組み内容としては「一日」という時間が与えられたわりに多くない。ただ、忙しい中ではなかなかできずこの日まとめて実現した動画の視聴等が、少しでも本人のやる気につながっていけば良いなと思う。
どんな中高生活を送りたいか、その先も含めて少しでもイメージを膨らませることができれば、目の前にある課題に取り組む意欲も異なってくるのではないかと思うし、そうあって欲しいと願っている。