1年半で中学受験 2022

仕事に没頭していた母が退職し息子の中学受験に伴走開始。小5 8月からの短期決戦。現在、小6 SAPIX通塾中。

【393日目実績】国語読解の取り組み ・ 各教科の成長および課題

8月29日の実績

 

  • 学校:算数過去問(完了)、算数問題集、漢字
  • 算数:基礎トレ×3、N18(表とグラフ)
  • 国語:漢字、『有名中』第4ステージ - 3校目(「確認ノート」了)
  • 理社:コアプラス

 

ポイント

 

夏期マンスリー直後

8月29日(日)、夏休み43日目、前日に夏期講習マンスリー実力テストを終え、通常授業や土特が再開となる週の日曜日。翌週からはSS特訓も始まる。

 

国語読解 ~『有名中』の取り組みにて~

この日は国語の『有名中』について第4ステージ3校目に取り組んだ。相変わらず制限時間内には解き終えられず結果も散々なのだけれど、その取り組みを通して気づきも多い。

今回の説明文は「AはBである。」といった定義から問題文が始まっており、冒頭で重要な内容を述べるような構成になっていた。息子は最初の一文には正しく印を付けていたが、本人曰く「これは『定義』だから重要と思って印を付けた。」とのこと。実はその後「A」という言葉が何度も繰り返し使用され、それが全体のキーワードになっているのだがそれには気づいていなかった、全体を通して難しくて何を言いたいのか理解に苦しんだと言う。あとから私が、音読しながら『A』という言葉が出てくるたびすべてに線を引くよう伝えると、それを繰り返しながら「ほんとだー、いっぱい出てくる。」なんて言う。

「繰り返し述べられる言葉は重要である、それは筆者の主張である可能性が高い」ということは息子も知っている。しかしその反復にさえ気づけないことがあるということで、まだまだ読解手法の運用には不慣れだと分かる。

そして今回のように息子にとって「何を言っているのか理解するのが難しい」と感じる文章は数多く、その場合一人で考え込み止まってしまう傾向があるのは相変わらずだ。

入試問題を解くというレベルであれば、文章を構造的に、テクニカルに読めれば対応できると思う。きちんとキーワードをキーワードとして反復や重複に気づき捉えることができることも重要だし、文章の構成、段落ごとの要約などが把握できることも重要。問題を解くときには書かれていたことに忠実に答えていくことも大切だと思う。

本当の理解というのはその上に成り立つもの。中学受験で使用される文章にも難しいものが多いからその深い意味がどの程度理解できているかについては人によりまちまちで、点数は同じでも話の神髄まで本当の意味で理解していない人だって多いだろう。また書かれていることを自身の経験などに紐づけることで導かれる教訓や実感を伴う深奥の味わい、またその後の人生に活かされる広がりといったものは諸個人により異なるだろうし、同じ人でもその文章に触れる年令によって異なってくるものだと思う。

入試問題で問われるような読解はその入口に過ぎない。しかしここを正しく通り抜けられないと、つまり正しく読む技術を備えていなければ、本来的な神髄になど至れないと思う。

息子に対しては読解の練習時に読み方の手法を伝えつつ、やはりそれを通してその問題文を出発点とした家族の語らいが始まる。

一つには、息子が文章の難しさに意味を捉えられず読みを止めてしまうことに表れるように、そういった人生の奥深さ、視点の多様性について考えたり、そういった文章に触れたりした経験が少ないこともあるだろうから、こうして一つひとつの素材を出発点に例を踏まえてその意味を話す時間を持つことの重要性はあると思っている。土台がないから意味が伝わらないのであって、様々な視点や常識的な考え方などを知っておくことで、少し読んで自分の中にスッと入るような文章は増えてくると思う。

そしてもう一つ、さらにそのレベルを超えて私たちの意見も含めた語らいが始まる。それは入試という枠組みを超え、少し大げさだが人生をより豊かなものにしてもらいたいという思いに発する語らい。

そのような時間を息子も楽しんでくれている。私はただペラペラとしゃべり続けるのではなく、重要なことをはっきり、そしてしっかりと、それこそ構造的に話し伝えるよう気を付けていきたいと思っている。

 

夏期講習マンスリー実力テストに関して

前日にあったマンスリー実力テストについては自己採点を終え、イマイチな結果だと息子も私も認識した。しかし各教科に関し息子の成長や今後の課題についてもしっかり認識し確認し合うことができた。

 

社会

社会については伴走開始後の実力テストで平均点を超えたことがなかった。そればかりか3月度組分けテストでは偏差値40さえ切っていた。逆に範囲のあるテストでは全体的な成績を少し救ってくれるような存在だったのだが。理由は、伴走後に学習を開始した歴史は何とかなるのだが、それ以前に習っていた地理があまりにも苦手だったため。この社会について、今回も特に良い出来ではなかったし相対的な成績はまだ示されていないものの、ようやく戦いの土俵に立てる程度にはなって来たよね、と。地理、歴史、公民と、どれについてもより詳細な部分について、漢字も含めきちんとした理解にまで落とし込み精緻化していかねばならないものの、ようやくその土台はある程度固まってきたと感じる。

 

理科

理科は前回の7月度復習テストでも大失敗。伴走後長らくテストに向けた勉強方法に悩んできた科目。2月頃のマンスリーテストでは直前期 理科に相当な時間を割り振り『合格トレイン』を使用した問題演習を繰り返すことで偏差値が一気に上がったものの、その後理科にそれほど時間を割り当てられなくなってくるとまた低迷し始めていた。主な範囲をすべて学び終えた最近は、いつも解くのが遅く時間切れになることから、SAPIXで受け取ってきた『理科確認テスト』というプリントを繰り返し、まず基礎的な計算などについて骨子を的確に捉え即答できるよう努めた。これは功を奏していると思う。理科についても今後各分野について詳細化する必要があるが、以前より繰り返しの土台は盤石になってきたように思う。

 

算数

今回「あー、失敗したなぁ」と思われる算数なのだが、最近の進歩ははっきり分かる。算数で最後の大問まで解き切れるようになったのは実は直前にあった7月度復習テストから。それまでと言えば、息子の場合、終盤の大問は全部白紙というのが普通だった。「このあたりの問題はレベルの点で自分には全くの無関係です」とでも言わんばかりの潔さで、問題冊子さえきれいなまま。時間も全く足りなかったらしい。マンスリーテスト等で最後まで少なくとも理解でき解けそうで自然にチャレンジできるようになったのは実はごく最近のこと。そして今回の夏期講習マンスリー実力テストでも当たり前のように最後まで頑張って答えが書かれていた。ただ、今回は残念ながら最後の大問が全問間違いだったのだが。そして今回の大きな課題は、大問「1」から「3」までという本人にとってもごく基礎的な部分で間違いを「量産」してしまったことだ。まだまだ安定しないというこの課題を克服し、常に丁寧に確実に得点できるようにしていくことを目指す。

 

国語

最後にもっとも悲惨だった国語。成長を感じられたのは大問「1」の漢字で間違いがなかったこと。読解についても最近は『有名中』の問題を通した かなり丁寧な取り組みをしており、これが徐々に功を奏し、読解問題への対応について理解し始めているとは思っている。しかし今回のテストでも残念ながらはっきり見て取れるように、基本的にまだまだ苦手であるばかりか全く安定感がなく、読解手法の運用に全く慣れていないからこれを克服していきたい。

そしていつも時間切れ。まず読むのが遅いのだが、「意味が分からない」と言って立ち止まるのではなく、初読の段階ではとにかく構造的にテクニカルに読み進め必要な印を付けていくことが重要だと思われる。また解く際にも、何より「制限時間」という枠組みを大切にすべきだ。どうしても一つ分からないところに落ち込むとそこから抜け出せない癖がある息子。一つの問題を後回しにして次々に進めて行くと答えに気づけることもあると思う。

半年から1年前の私に言わせれば「ここまでできないとは思わなかった」とでも言える状況なのだが、今になって5年生の問題や多少簡単な問題に取り組ませると「さすがにぼくでもこれは分かる」と言うから成長しているのは間違いなく、扱われる文章そのものがだいぶ難しくなってきていて、それに耐えうる技能や知識、必要な読書量、基盤たる常識、あるいは経験などを持ち合わせていなかったということだろうと考えている。

読解問題に関する読み方・解き方については徐々に理解していっているので、それを実際 自在に操り常に正しく運用できるようにするため、今後そのトレーニングを欠かさず続けていきたい。

 

感想

 

こんな状態で入試の日までにどこまで何とかできるのかなと思う。今回のように実際の入試だってあっけなく終わるのだろうなとも思う。試験時間は模試と同じようなものだ。そしてその翌日にはこのいつものノートPCで、ポチっと一回クリックして2文字か3文字か(この違いが大きい)を確認するのだろうか。長い時間夢を見て、長い時間頑張って、模試みたいな数時間の紙ペラといつもと変わらぬ一回の「ポチ」がその後の人生を方向付ける分岐点の行き先を決めるのか。

受験勉強を続けるこの毎日は非常に貴重なもので、またその勉強自体はその後に続く人生に有益なものばかりだ。「行き先」だって、どの道であろうと "神のみ旨" ということになるのだが、良くも悪くもきっと最後もあっけない。だからこそ『そのとき』に想像を膨らませ、とにかく後悔がないように日々を進めて行きたいものだと思う。

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