9月21日の実績
ポイント
SAPIX 算数・理科 D24
9月21日(火)、学校は短縮授業のためいったん帰宅し15時30分にSAPIXへ向け再度出発。この日は木曜日科目の授業があり、息子の場合は算数・理科。
この日ようやく「後期保護者個別面談用アンケート」を提出してもらった。この日はその締切日で、帰宅時 息子に「こんな遅くまで提出しない人は他にいない。皆ずっと前に出していたよ。」と言われてしまった。
この後 通学中の学校に対し、正式に内部進学を辞退し他中学へ進学する旨を連絡する。
反省をする
反省内容
もう秋になりSS特訓も始まって、通常授業など最終的な総復習の局面に入っていることがよく分かる。
私たちのこれまでの大きな反省点は、流れにのみ込まれ過ぎ自身を失いがちで、本来的な対応(基礎固め)ができていなかったことだと思っている。分かっていてもなかなかうまく軌道修正ができなかった。
目先のことに囚われず長い目で見れば、もっと基礎的なところを徹底的にやり直したほうが良いと分かっていながら、なかなかそれをうまく走らせることができなかった。常に塾の授業が高速で続いていく。その授業に参加し、いただく宿題を何とかこなそうとし、直後の小テストで何とか一定の形をと目指すあまり近視眼的になっていたことが原因だ。その忙しさの中では通常授業の内容を理解するだけでもいっぱいいっぱいで、それ以外のことにまで手が回らないという状況に陥っていた。
それを繰り返しても成績が向上しないのは、その根本にあるもっと基礎的なところに穴があるからだろう。目先のことに拘泥しているときにも併せてそれに関連するより基礎的なやり直しができていれば良いのだが、テキストにある問題をくり返すことで対処しようとしがちだったため結果的に直後には短期記憶によりあたかもその範囲をある程度マスターしたかのような結果を得ながら、マンスリーレベルでの確認において本来的な力は付いていないことを思い知らされる。
最近はSAPIXから受け取ってくるプリント、またその中に含まれる問題数がかなり膨大になっている。もはや誰も全部などこなせないだろうし、それを望む人もいないだろう。多くの人は過去問対策に時間を費やしているだろうし、取捨選択のやり方などについては千差万別、十人十色になっているだろうと思う。
責任は私
そのような中にあって、我が家でも息子と今後のやり方について再考の時間を持った。
SS特訓の復習にどの程度の力を入れるか、それより大事なタスクがあるだろうということ、また科目ごとのやり直し方の相違など。
息子はそれを聞き頷いて同意していたが、すべては私の問題なのだろうと感じる。息子の様子を見ていると、私がもっとイニシアティブを取るべきなのだろうと痛感せざるを得ない。私にこそ甘えがあり過ぎた。
各科目に関する今後の対応
算数に関して時間の割り振りに悩んでいた。SS特訓の復習をするだけでも結構な時間を要したが、果たしてこれを繰り返す必要があるだろうかとか、こんなにできないならそれらの問題演習は授業中にとりあえず完結させ 自宅においてはもっと基礎的なことの反復に徹するべきだと。
理科や社会のやり直しもそう。様々な問題演習は必要、それによって理解が深まるし穴も埋まる。そしてそれに対する授業中の解説も大変重要な意味を持っているようだ。ただ、それはそれとして、自宅での復習はもっと短時間で済ませ、知識の曖昧さを失くすべくコアなところを繰り返すべきだろう。
国語もそうだ。知識は的を絞って繰り返し。授業中に問題演習をしても読み方・答え方が分かっていないなら、正解でも不正解でもみんな「たまたま」に過ぎない。それほどテクニカルなことを授業で教わっているようには思えない。読み方・考え方・答え方は自宅で学び確認すべきだ。
ベースは私が準備すべきだと認識している。流れてくるものに都度対応しているようではいけない。
ベース作成のメインは算数。理科について8月後半に「理科確認テスト」を一つのベースとし、間違った問題をやり直し、最終的に苦手分野は 分野ごと×難易度ごと にノートに貼って取りまとめた上でさらにやり直したことが功を奏していたように、算数においても間違った問題を 分野ごと×難易度(分かる範囲で正答率を参照)ごとに丁寧に取りまとめ、ベースとなる独自のノートを作成し、それを盤石にする方針。過去問もそれに準じた対応にしていこうと思う。今は通常授業のテキストに以前ほど時間をかけていないが、今後も同様に「次々投下されるプリント(問題)」と「基盤」とは区別したい。土特やSS特訓の問題演習も重要だが、それらは「基盤」の上を「流れるもの」。「流すもの」としての意識を持ちそこに必要以上の時間をかけないように、もしかかってしまうのだとしたらその原因を深堀りして別途対応するように留意したい。「基盤」は別途個別に確たるものとして構築していく。
感想
息子との伴走の毎日はとにかく思うようには行かずうまくは流れてこなかったと思う。こうしたほうが良いなどと分かっていたとしてもなかなかその通りには実施できなかった。私は誰のせいにするでもなくこれはひとえに私の責任と心得て「ならばどう対応すべきか」と前向きに捉え、息子および私たちチームとして最善の方策へ変えていきたい。
最終局面に入っている分、これまでのように新たな分野の宿題に のみ込まれることはなくなってきていると思う。
通学中の学校へ正式に連絡するときもやって来た。気付いたときが いつも「そのとき」と考えて、後ろ向きになったり後悔したりすることなく 改善しよう、腹を据えよう。