12月半ばから1月10日までの社会と理科
冬期講習前でSAPIXを退塾した我が家。
秋は成績だけでなく状況が急降下、あっと言う間に時だけが流れ 12月18日に小学校の終業式、そしてようやく "受験勉強開始" ・・・(かなり不完全な受験生)。
まず最初に受験予定である全学校(6校)の過去問を改めて一通り解いた。そしてその後の毎日はやはり算数および国語が中心となった。
直前期に多くの過去問に接したり実際の入試を経験して、残念なことだが息子は国語と算数がとても弱いと痛感した。中学受験はこの2教科で決まると言っても過言ではなくこれらが弱いことは致命的だった。
SAPIXの模試でも社会か理科が全体を引っ張ってくれるときがあったけれども、ここまで算数・国語が致命的とは思わなかったと感じた一方で、理科と社会についてはそれほど時間をかけなくても良かったかもしれないと感じた。
当たり前のことだが、学校によって問題の傾向や教科ごとの傾斜配点も異なる。SAPIXの場合模試の結果が所属クラス等に影響を与えてしまうけれども、事前にそういった情報を持っているのだからそれを見据え主体的に的を絞り模試の結果を活用していけば良かったのだと学んだ。
最初の入試となる栄東中学校のA日程は社会と理科が同じ50分の中で実施され、どちらの科目から始めるか、どちらにどの程度時間をかけるか等は個人の自由。各50点、合わせて100点満点。特に難問はなく、12月中旬に解いた過去問では毎回だいたい平均点あたりだった。極端に悪いこともなかったが詰めの甘い息子なのであまり良い点数も取れなかった。逆に、それぞれ50点の重みしかないので社会や理科で点数を稼ぐことはできないという難しさがあった。
栄東中学校のA日程は倍率が高くなく受験者平均点程度が取れれば合格できる。
この時期の理社に関し、各過去問実施後に関連箇所を復習する以外では、ほとんど『コアプラス』しかしていない。
息子は指定された一定時間で一人何かを記憶するのが苦手だった。また何にしても問題集をコピーしてそこに直接答えを記載してもらうほうが、ノートを使用するよりも上手く行った。
だからこの時期は理社のコアプラスもその方法で総復習。我が家で何年間も修理もされず酷使されているインクジェットプリンターには、カラー印刷すると赤色が上手く印刷できないという "特技" があり赤文字で記載された答えの部分が程よく空欄になった。
そこで、両科目とも全ページコピーしそこに答えを書き込む方法で全体を確認していくことに。
社会では地理の冒頭にある「重要地名(山地・川・平野、半島・湾・ほか)」の記憶が相変わらず曖昧だった。これについてはその後も時々繰り返したが、それ以外は本当に一通り復習した程度で本番を迎えた。
地理の知識については以前から手元にある「社会科ソング」も再び活用した。
『サピックス 重大ニュース』には時折目を通していた。
理科についても、気になるところは手元にある参考書を多少参照しつつ、とにかく『コアプラス』を最初から最後まで一通り復習。
理科に関し、かつて土特で配布されていた「理科確認テスト」というプリントは、すべて「分野ごと×レベルごと」にノートに取りまとめていた(いつどのプリントが配布されるかは分からず、全種類のペーパーが配布されたわけでもないがとても重宝したのでその原本を購入したい気分だった)。ノートの左頁に問題を右頁に解答を貼り付け必要であればそこに解説を付け加え、そのノートを基礎トレのように活用した。てこや滑車・輪軸、ばねや浮力、気体の発生計算や溶解度など、気になるところだけはこの時期にも再確認した。
つづく