1年半で中学受験 2022 とその後

都内私立小に通い小6秋までSAPIXに通塾した男子の中学受験とその後。小5 8月、母親(私)が仕事を退職し受験勉強の伴走を開始。小6 12月、SAPIX退塾、2022年外部受験。栄東中進学。

中学受験に役立った書籍・グッズ

 

中学受験の勉強で役立った書籍やグッズ等についてまとめておきたいと思います。後から分かる「こうしておけば良かった」といった振り返りも含めて。

 

 

各教科で役立った書籍等

 

国語

 

漢字

漢字等の知識については次の問題集を繰り返しました。

SAPIXの通常授業に通っていた頃は毎週『漢字の要』や『言葉ナビ』の学習範囲が決まっていてそのテストもありましたが、息子の頭の中には構造化された理解体系が構築されていなかったのでその定着が難しかったのです。この問題集をコピーしてとにかく何度も繰り返していると、徐々に漢字や言葉のセンスが身についていきました。言葉が厳選されていて問題数が少ないのが良かったと思います。

 

語彙

我が家では、受験が近づくほど息子の語彙力のなさを痛感するようになりました。そこで全入試が終わってから何年も前に購入していた語彙力関連の問題集に着手しています。

難しい言葉ではなく案外誰でも知っているような言葉を誤解しているという落とし穴がありました。語彙力関連の問題集では正答できても本人の認識が甘いことも多いので、取り組み後家族で各語について言いかえや例文作りをしています。奇をてらった例文ではなくオーソドックスな例文を話してもらうようにして、通常共に使用される語句や共起語を確認しています。

通塾により、これらの本は対応できず新しいまま残されていました。我が家は今さらの取り組みとなっていますが、本来は小3頃から肩肘張らず家族で楽しく取り組めれば良かったと思います。難しい語句が定着しないのはもっと単純な言葉が土台にないからです。

 

読解

文章読解の一般的な「鉄則」がまとめられた書籍は『文章読解の鉄則』です。ただ読解の苦手な息子とこれを確認しても「知ってる」と言われてしまいました。「分かる」と「できる」は別です。鉄則を "知って" いても、各読解問題で都度正しく運用できなければ意味がありません。

実際には過去問を用いて実践的に練習しながらこれらの「鉄則」について理解を深め、それを意識した構造的な読解ができるよう努めました。ただし我が家はまだまだその途上という状態で受験期を終えました。

直前期に過去問を主人と解いてもらったことには大きな意味がありました。一つは主人となら本人も緊張感をもって取り組んでくれるため。その他に、解き方について個別指導をしてもらえたためです。これにより息子の弱点の根幹に語彙力不足があることがはっきりしました。

 

参考書

国語の参考書として常に手元に置いていたのは『自由自在』で、文法等の確認がしたい場合に参照していました。

 

算数

 

参考書

SAPIXには基本書がないので、我が家で参考書として使用したのは『応用自在』でした。各単元について「トレーニング1」で基礎的事項を確認し、「トレーニング2」で各例題をチェック、「トレーニング3」で実践的な問題を解くことができました。

通塾していた頃は塾の課題だけで忙しく、通常「トレーニング1・2」を基礎的な理解のために用いました。当時「トレーニング3」の全問を解くことはできず、気になった問題だけ使用しました。

全入試終了後に、中学生になる前の最終的な復習として、この問題集の最初の章から最後の章まで「トレーニング3」の問題を解いています。

 

問題集

SAPIXのテキストには問題ばかりが並んでいて、背景にある法則性には演習を通して自身で気づき、取りまとめることを求めているように見えます。

一方『速ワザ算数』という問題集にはSAPIXで取り組んだような問題が取り上げられていますが、それぞれについて重要事項が丁寧にまとめられており理解の定着に役立ちました。さらに類題は別冊にまとまっています。

我が家でこれに取り組んだのは受験の直前期でしたが、息子はこの問題集できちんと重要事項を確認し、正確に解答する練習をしたことが特に良かったと振り返ってくれました。

「数の問題編」、「文章題編」、「平面図形編」、「立体図形編」の4冊で構成されていてどれも重宝しましたが、このうち「立体図形編」だけは古本しか手に入らず他に比べ少し値が張りました。

 

また直前期には『プラスワン問題集』で理解度の確認ができました。SAPIXに通塾中なら小5で取り組む方も多いと思いますが、我が家の息子は小6の夏前でもなかなか解けませんでした。それでも直前期になると2日程度でざっと全問題に取り組むことができました。

小問集合として出題されそうな厳選された良問が並んでいます。「分野別典型問題」と「テーマ別演習」として端的にまとめられているので、分野ごとの得手不得手がはっきりしました。我が家はもはや「時すでに遅し」ということが明らかになった本でしたが、もう少し前に取り組んで認識された穴を埋めるのに役立てれば良かったです。中学入学前にもう一度取り組んで終わりにする予定です。

 

社会

四科の中で、息子が最もSAPIXのテキストを参照したのは社会でした。それに基づいて授業を受けているのでやはりテキストで確認するのが分かりやすいようでした。

その他、地理については、小5のとき学校で使用された資料集、SAPIXの『アトラス』(地図帳)、夏期講習で配布された「データバンク」、歴史については『歴史資料』、そして全分野において『コアプラス』。

四科の中でもっと早くから過去問に取り組んでも良かったと思うのが社会です。SAPIXのテストはなかなか難解でした。学校によってはここまで対応できなくても良かったり、出題形式に個性があったりします。SAPIXは四科の成績でクラスが決まってしまうので難しいところです。

 

歴史年号

歴史年号については2冊の本を活用しました。

 

歴史マンガ

歴史についてはこのマンガに救われました。イメージやストーリーが頭の中にあると勉強も楽しいようです。

 

図鑑

読書と言うより絵に注目しがちな息子。すべての世界遺産を実際に訪れるのは困難ですが、次の図鑑ではビジュアルから各遺産を味わうことができ、楽しく学ぶことができました。

 

時事

サピックス重大ニュース』はよく読んでおくべきだと思いました。最後に付いている暗記カードも重要です。

このカードの中に含まれる重要用語に「線状降水帯」もありましたが、この言葉は息子が受験した栄東中(A日程)の理科でも市川中(一次)の社会でもそのまま答えさせる出題がありました。また本郷中(二次)の理科でもこの言葉に触れ気象に関する問題が出題されていました。

またこの本には、日本のノーベル賞受賞者をまとめたページがありました。このページに関し私は息子に軽く説明して「あとはちゃんと読んでおいてね」と任せてしまいました。本郷中(二次)ではこれに関する出題があり、息子は受賞者の名前は分かっても受賞した賞まできちんと理解できていなかったことを知りました。

大人にとって当たり前の知識でも、子どもにとっては馴染みのない情報というのは多いものだと気づかされます。もっと注意深く読んでもらうようにすれば良かったです。そのためには私自身が息子に接する際、たとえゆっくりでも、一つひとつの物事について穏やかに、そして丁寧に触れるべきだと知らされました。

 

理科

 

参考書

理科の参考書として常に手元に置いていたのは『特進クラスの理科』という本でした。

 

問題集

理科の問題集では『合格トレイン』を重宝しました。「知識問題」、「計算問題」、「思考問題」の3冊に分かれています。

SAPIXのテキストだけではマンスリーテストであまり良い点数は取れませんでしたが、こちらの問題集で演習を加えると点数が上がりました。西日本の学校が多いですが、各分野について過去問から同じような問題が多数抽出されていて、角度を変えて演習を積むことができました。息子にとって一方向からでは理解に苦しむ事柄も多方面から見ることで納得できるようでした。

問題数は多いので他のテキストと共に取り組むのは大変でした。この問題集だけを繰り返しても良かったかもしれません。

その他、問題としてはSAPIXの「理科確認テスト」という土特で配布されていたプリントを基礎トレのように繰り返しました。

 

動画

理科については自宅で実験などができれば良いですが、それが難しいこともあります。そこで大変お世話になったのが次のYouTubeサイトです。

参考書だけでは理解が難しいことも非常に分かりやすく解説されていました。

www.youtube.com

 

読み物・参考書

『裏ワザテクニック』は、語り口調で楽しく重要項目を教えてくれた本でした。1冊目では豆電球と乾電池、浮力、ばね、てこ・かっ車・輪じくなどが扱われています。「続編」では天体・生物、「続々編」ではエネルギー・気象が扱われています。

 

ビジュアルを含めて内容理解を深めたいとき『教養のための理科 応用編』が役に立ちました。こちらも案外語り口調で楽しく読めました。(生物・地学が「応用編I」、化学・物理が「応用編Ⅱ」です。)

 

図鑑

天体の知識については、やはり図鑑も役立ちました。

 

その他にも我が家には図鑑があります。時々ピンポイントで参照することが多かったのですが、今見ると同シリーズの『地球』も理科や社会の理解に役立ちそうです。通塾よりも親子でこういった書物を通し楽しんで学ぶことを優先すれば良かったかもしれません。

 

その他のグッズ・本

 

学習関連グッズ

 

電子辞書

息子は小2の頃から電子辞書を愛用しています。国語だけでなくどの教科でも重宝しました。

 

プリントの貼り付け

プリント等をコピーしてノートに貼り付けることが多くありました。

その際100円ショップで購入したペーパーカッター(300円商品)がとても役立ちました。1枚から数枚の紙をサッと切るのには最適です。A4用紙がぴったりのサイズですが、B4用紙でも使えます。普段から提出物などで線に沿って切り取る場合などにも重宝しています。

300円ペーパーカッター | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア

enuchi.jp

 

貼り付け先のノートはプリント貼付用を使用しました。

 

貼り付けはテープのりが便利でした。

 

心構え

受験直前期に私はある講演動画に出会い、その教えが心の支えになりました。その後、その方の書籍 を数冊購入しています。

禍福は糾える縄の如しと言いますが、どのような仕事をしていようと、生きていると順境、逆境を含め様々な状況に直面します。どんな心構えで日々歩んでいくべきかを教わりました。

nakataka

 

食事

家族の健康を守ることも私の仕事の一つです(実情を省みます)。

お料理に関する本は多く持っていますが、次の本は非常に素朴で温かみのある食卓を私に教えてくれました。

ただし息子は比較的味の濃い、見た目も派手なお料理のほうが好きなので、この本にある食事を毎日続けると不満げです。適度に取り入れていきたいものです。

この方のYouTubeチャンネルはとてもかわいらしいです。また蜜蠟ラップやシリコン製の保存袋等を上手に使用されていて、未だに使い捨て商品を常用している私にとって勉強になります。

 


 

2月最後の日に中学受験の勉強で役立った書籍やグッズ等をまとめてみました。

この貴重な経験で得た学びは私自身今後に活かしていきたいですが、このうちの何かがどこかで誰かのお役に立てることがあれば嬉しいです。

 

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