1年半で中学受験 2022 とその後

都内私立小に通い小6秋までSAPIXに通塾した男子の中学受験とその後。小5 8月、母親(私)が仕事を退職し中学受験の伴走を開始。小6 12月、SAPIX退塾、2022年外部受験。栄東中進学。

可能性の種 〜子育てとは〜

 

中学入学準備中の息子は、ほんのわずかな基礎的英単語の暗記に苦労している。

よくもまぁここまで何度も間違い続けるなぁと感心するほどに覚えられないらしい。
前日たまたま正解したものも次の日にはまた間違っていたりする。

息子は小学校で英語を習ってきたからそれらの簡単な単語を声に出して言うことはできる。
でもスペルが覚えられない。

色々な対応方法を提案してみる。
言い訳しないで受け入れてみてと言ってみる。

めちゃくちゃ過ぎる綴りに笑ってしまうが、最初は不慣れだから覚えにくいのは分かる。
でもそんなに大変? 覚え直せば良いだけでは?

とは言え、暗記できないのも無理はない。
息子はこれまでも暗記自体はとにかく不得手だった。

単純な暗記というものができないまま、
「覚える」とはどういうことか、どうすれば良いのか知らないまま、ここまで来ている。

私は本人の反応から異なった視点を知る。
教えるべきは表面的なテクニックではないのだ。言語は文化だから。

 


 

子育てほど答えがなく、属人的にならざるを得ないものはない(と思う)。

私は息子が小学生になってから一時期再び会社員に戻っていた。
(息子の学業の惨状に気づき、その後また専業主婦に舞い戻って来た経緯がある。)

息子の出産直前まで仕事人間だった私だが、その後には数年間ものブランクがあった。
そんな私にとって、日進月歩する技術、最新のビジネス界におけるスピーディーな対応、グローバルな動向は刺激的だった。

新たに所属した企業はかつてのそれとは異なりベンチャーで、担当業界も異なっていた。
その影響もあって、当時の私が最も時代の変遷を覚えたのはクラウドサービスが活気づいていることだった。

新たな環境では、勤怠、経理、法務関係等々、事務的なことはすべてSaaSのサービスを活用。
プロジェクトの進捗管理はBacklogやRedmine、ソース管理はGitHub
毎日Slackの手短なメッセージが頻繁に行き交い、大半の作業はGoogle Apps、PaaS/IaaSだとAWSGCP

他社の優秀なエンジニアとの協業も多く、
オンラインでミーティングを開催すれば参加中の数名がGoogle Docの議事録をリアルタイムで更新、
ミーティング終了時点でそれは完成しており、その後は各自が即作業を開始する。

外部的なものを素早く取り入れそれを難なく吸収し、あっと言う間に自分のものとして使いこなす。
その意味で生産性が高かった。

 


 

子育ては、効率化や生産性といった概念との親和性が低い(と思う)。

私は息子の学業面での惨状に気づいて専業主婦へと舞い戻り、
小5の8月から中学受験の勉強の伴走を開始した。

しかし小6の秋という時期に息子はまた緊張の糸が途切れたかのように急降下し始めて
結局塾をやめることになった。

受験直前期は息子の状態に合わせた完全な個別指導型家庭学習。
素人ながら幼少期どころか生まれる前から彼を知る私自身が舵を取る。

そのような経験から私は息子を塾へ行かせることにはすっかり懲りて、
その後の中学入学準備も完全な個別指導型家庭学習。

言ってみれば、アウトソースではなく完全な内製化、100%の属人化。

息子がこの歳になっても、受験勉強の相手であっても、
私にとってそれは「子育て」以外の何物でもない。

一般的に属人化はマイナスイメージの概念だけれど、
100%の個別対応、完全なる属人化まで下りてこないと成り立たない部分があるのが子育てだと思う。

 


 

どうして簡単ないくつかの英単語でこんな騒ぎになっているのか。
なぜ私たちのアドバイスに息子は耳を傾けようともしないのか。

でも、ふとした経験から急に物事が変化することがある。
そんなときを気長に待ちつつ、ちょっとした成功体験が積めるように私は意識すべきだと思っている。

ハードルを下げる。
何であればあと少しで手が届くのかを見極める。

そして「そのとき」を見逃さず、ポジティブな声掛けをする。「次へ」のために。将来のために。
そんなお手伝いをするのが今の私の仕事なのだ。

何が正解かなんて分からないし、今のやり方にだって振り返ればたくさんの問題点があるのだろう。

ただ親としては、
やがて来るべき "電車" が来たときに、そして本人がそれに乗りたいと本心から思ったときに
それに乗り込むことができるだけの下準備はしておくべきだと思っている。*1

本人が分かっていなくても、今多少嫌がろうとも、
「これだけは今持っておきなさい」というものを、少々無理やりにでも持たせてやりたい親心。

今は属人的に対応する。
でも、「外部への扉」は失ってはいけない。

 


 

「Augst」じゃないよ、「August」だよ。
「Novamber」じゃないよ、「November」だよ。
「Samby」じゃないよ、「Sunday」だよ。
「flawer」じゃないよ、「flower」だよ。・・・

今まで何度となく目にしてきたでしょう。
さっさと覚えて(もういい加減にしろー)。

さて今日はどうなるでしょうか・・・。

 

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nakataka.info

*1:この考え方のベースには次の記事の影響がある。https://hb.matsumoto-r.jp/entry/2018/12/12/123812

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