昨日息子が修学旅行から無事帰宅した。
子どもたちの教育に関しコロナ禍による機会損失が叫ばれる中、息子の通う小学校では今年は修学旅行が実施された。時期を半月ほど延期し期間を一日短縮した上で、目的地は変更せず活動内容も大きな変更なく実施されている。目的地がより感染者の少ない地域であったことも影響しているかと思う。
様々な制約の下、それを実現してくださったことに感謝している。
帰京後の息子はこの修学旅行に関する話をずっと聞かせてくれた。
小学生のことなのでお友だちとの小さな出来事まで逐一話してくるしネガティブな言い方をすることもあって、主人の帰宅時には表現の仕方を注意され「もう何もしゃべるな」とまで言われていた。しかし息子はそこで止まることもなくそれまでの表現内容を反省し、その後は自身のタブレットを持ち出し Google Earth を用いながら訪れた場所の詳細を話して聞かせてくれた。
パンフレットやインターネットを改めて参照することで、旅行内容を振り返るだけでなく新たな詳細の分かることもあったようだ。例えば某テーマパークに隣接する住宅街について、訪れた際にはただの飾りかと思っていたらしいが、帰宅後調べてみるとそれが実際居住者のある分譲住宅街であること。販売価格や居住の実態、生活様式まで。
さて、修学旅行が終わると息子の小学校生活も残すところあと1週間となる。
受験勉強は終了し小学校も卒業となると、次に中学へ入学するまで自由の身となる。もちろん中学入学準備はきちんと進める必要があるが、自由な時間の豊富にあるこの時期、春休みには、コロナ禍での感染対策を取りつつも、息子が以前から行きたいと言っていた博物館・美術館に出かけたいと思っている。
学校の図工室からいつも様々な企画展等のパンフレットをもらってくる息子。たくさんある中で「この春行きたいものをピックアップして」と頼むと6枚も。さらに学校の掲示板でポスターを見て行きたいと思ったものが一つに、駅のポスターを見て行きたくなったものが一つ、そして電車内の動画広告を見て行きたいと思ったものも一つあるとかで、合計9つ。
- 「ハリー・ポッターと魔法の歴史展」・・・12月18日~3月27日 東京ステーションギャラリー
- 「木村伊兵衛と画家たちの見たパリ 色とりどり」・・・2月19日~3月27日 目黒区美術館
- 「かたちのチカラ」・・・2月26日~3月31日 根津美術館
- 「ポンペイ」・・・1月14日~4月3日 東京国立博物館
- 「空也上人と六波羅蜜寺」・・・3月1日~5月8日 東京国立博物館
- 「ダミアン・ハースト 桜」・・・3月2日~5月23日 国立新美術館
- 「大英博物館 北斎」・・・4月16日~6月12日 サントリー美術館
- 「ピーターラビット展」・・・3月26日~6月19日 世田谷美術館
- 「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」・・・8月6日~9月25日 東京藝術大学大学美術館
美術、芸術など文化的なものへの興味は広いようだ。
中学生以下は無料となっているものも多い。上記のうちの一つは夏に開催予定なので除外、あと一つも新学期開始後になるから今回の候補は7つとして、春休みのうちになるべく多く一緒に出かけられれば良いなと考えている。