1年半で中学受験 2022 とその後

都内私立小に通い小6秋までSAPIXに通塾した男子の中学受験とその後。小5 8月、母親(私)が仕事を退職し中学受験の伴走を開始。小6 12月、SAPIX退塾、2022年外部受験。栄東中進学。

卒業式は誰のため?


昨日の夕方学校から帰宅した息子が、明日は卒業式の練習があると言った。

そして続けた、
「卒業式はお父さんやお母さんのためにあるんだって。
『これまで育ててくれてありがとう』って」。

それを聞いて私は思った。
「他の立派なご家庭にとってはそうかもしれない、
でも私は、感謝されるようなことは何もしていない」と。

そしてふと考えた。卒業式とは誰のために行われるのだろうかと。
学校のため、そして卒業生のため?

 


 

卒業式は、学習指導要領において特別活動領域における儀式的行事と位置付けられているらしい。
息子の通う学校でも緊張感のある、格式張った素晴らしい式典が展開されると思う。

そこでは完璧で理想的な姿やお話を拝見、拝聴するだろうか。
でも私は、そこには表出されない一人ひとりの経験すべてに拍手を送りたいと思う。

一人ひとりが紡いできたそれぞれの物語。
苦労や困難、失敗や敗北・・・完璧でも理想的でもないすべてがないまぜになったそれぞれの物語に。

そしてそれはこれから後もずっと続いていく。
あなた方の人生はまだまだこれから。

 


 

卒業式と言えば、2005年スタンフォード大学で行われた
スティーブ・ジョブズ氏のスピーチがあまりにも有名だ。*1

彼は3つの話をしている。
一つ目は、点と点は人生のどこかでつながると信じよ(You have to trust that the dots will somehow connect in your future. )。
二つ目は、本当にやりたいことを立ち止まらず探し続けよ(The only way to do great work is to love what you do. If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle. )。
最後に、自分の心と直感に従う勇気を持て(Have the courage to follow your heart and intuition.)。

最後の締めくくりは
「Stay Hungry. Stay Foolish.(ハングリーであれ。愚か者であれ)」。

損失や敗北を恐れず、プライドなどに囚われず、自分の直観や信念に従い自分の思う道を行けと彼は言いたかったのではないだろうか。

 


 

もうすぐ小学校の卒業式を迎えるけれど、卒業は次へのステージへの飛翔でしかない。
彼らの人生はまだまだこれから、迷いながらも多くの「点」を作り出していく。
困難や敗北や損失もすべてが貴重な「点」となって、それが後々線になり人生を描く。

厳粛で清新な式典は素晴らしい。
でも「ありのまま」はもっと輝いていて素敵だ。


私は、息子には幸せになってもらいたいと思う。
過去に囚われず自身の愛してやまない仕事を見つけ前進し続けて欲しい。

そうしてたくさんの「点」を描き、それが線となってつながった人生のさいごのときに
「あぁ、幸せな一生だった」と思ってもらえたなら、私はこの上なく嬉しい。

だから「こんな段階で私たちに『ありがとう』はいらないのよ」と恐縮してしまう。

 


 

ただ、これまで通った小学校に対しては最大限に感謝の念を表してもらえれば。

ここでも大事な人生の「点」を得たはず。
次へと進むあなた方にとって、この場所はもう過去の場所になる。

お世話になった先生方やこの学校のすべてに、
心から「ありがとう」と言える人でいてね、とただそれだけを願う。

そして私からも。
皆のための卒業式をご準備くださり、ありがとうございます。

 

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