4月9日(土)、うららかな春の陽気に包まれたこの日、
息子の進学する中学校の入学式があった。
中高別とし、保護者の同伴は1名までとして体育館で挙行された。
入口で校章や書類を受け取る。
今年クラスは9組まであった。
式の前には「起立・礼・着席」の練習があった。
新入生の皆様の姿勢は凛と整い、その初々しくも真っ直ぐな後ろ姿は
これから始まる素晴らしい中高生活を予想させてくれた。
さらに幕が上がると、その一本筋が通ったような緊張感ある雰囲気に
私は身の引き締まる思いがした。
校長先生のお話にはとにかく勢いがあり、
非常に力強く前向きで惹きつけられる。
拝聴している際には背筋が伸び、目が覚めるようだった。
最後は「新入生に告ぐ」という詩の形で締めくくりを下さった。
新入生よ
文武両道を志して入学した新入生よ
その志を忘れるな
式が終わり息子と再会したとき、息子の表情は非常に明るく
姿勢が伸び、シャキシャキとした足取りだった。
この日息子は何を感じただろうか。
頑張ろう、この学校で素晴らしい中高生活を築き上げていこう、
私はそう思った。
息子もきっとそうだろう。