1年半で中学受験 2022 とその後

都内私立小に通い小6秋までSAPIXに通塾した男子の中学受験とその後。小5 8月、母親(私)が仕事を退職し受験勉強の伴走を開始。小6 12月、SAPIX退塾、2022年外部受験。栄東中進学。

甘い気持ちが緊張感に変わった訳


明日になればもう期末試験の1週間前。
それに向けた勉強は決してスムーズに進んでいたわけではなかったけれど、私は「このまま粛々と続けて行けば何とかなるかなぁ」といったちょっと甘い気持ちでいた。
それが「“甘い”気持ち」だったことに昨日気付かされた。

 

昨日も息子の帰宅は早くはなかった。
普段通り帰宅後先に食事・入浴を済ませ、ようやく勉強を始めようとすると、
いつもなら最初に英語から取り組むのに、そして私もそのつもりで「今日の英語は・・・」と話し始めていたのに、
昨日の息子は珍しく真っ先に代数の教科書を取り出した。

「今日ちょっと分からないところがあった。混乱した。」と言いながら。
よほど授業時に不安になったのか、早急に私に相談・質問したいという様子。

ところが「どれどれ・・・」と見てみると、
2つの方程式の解が等しいときに片方の方程式の係数を求めるタイプの問題で、
一つ目の方程式は簡単に解けるものでその解をもう一つの方程式に代入すれば良いだけだった。

「最初の方程式を解いて、その値を2つ目の方程式に代入するだけじゃない?」と思わず言ってしまった。
すると「あ。 これ、解ける」とあっさり。
そうなればすぐに答えが導かれた。

落ち着いて見れば、いつもの方程式。
「混乱した」と言っていたけれど、それまで息子の目にはこの一つ目の方程式が一体どのように映っていたのだろうかと今度は私が不安に。

いつも何の問題もなく解いているように見える問題も、
普段と同じ体裁だからいつもの流れで何となく解いているだけで、ちょっと見た目が異なるとその土台が揺らいでしまうのかな。
土台が揺らぐということは、実は根本的には何も意味が分かっていないということなのかな。
そもそもこの問題も以前一緒に解いたことがあった気がするけれど・・・、などと。

昨日は「確かに代数のこのあたりには最近取り組んでいなかった」と反省し、
その後しばらく関連した部分の問題を解いた。

 

「混乱した」という言葉を、ときどき息子は口にする。
前回の中間試験では、国語の試験の際に。そしてそれに影響を受けてしまい次の幾何の試験でも「焦った」と言っていた。
この言葉、入試のときも聞いたなと思った。

試験のときに無駄に混乱したり焦ったりしないためには
身体に染みつくほどに問題を繰り返し解くことが大事だと思っている。
条件反射的に答えられる程度にまで。
すると自信もつき、普段と異なる状況でも落ち着いて考えられるというメリットもある。

「数学も英語もそうしたいけれど、今回の範囲については『まだまだ』だなぁ」とこの時感じた。

 

次の化学でも不安になり、この日最後の英語。
英語の授業は毎日あり、毎回指定された教科書範囲について英訳の小テストがある。

この日も翌日分を確認しようと、まず最初から英訳してもらう。
すると、確かにすでに夜遅く疲れていたとは言え・・・疑問詞を使った疑問文、まさかの、be動詞・一般動詞ごちゃまぜのカオス。それから前置詞も怪しい。

英語については実は中一の一番最初が最も大きな難所であると思っている。
これまで何度、あれこれ異なる方向から度重なる解説をしてきたことだろう。
どれだけ文章や問題に触れてきたことだろう。

また改めて訊かれた、「be動詞ってそもそも何だっけ? 一般動詞って・・・?」。
(おっと・・・)何度目!? そして、いまさら・・・!?(大崩壊?)

もちろん、何度でもあらゆる角度から私なりに解説してみる。
しかし理論的なことより、そもそも思わず正解を口ずさんでしまうくらいにまで
一旦身体に染み込ませるほうが良いと思う。
まだその言語体系に慣れていないといういうことだから。

日本語だって、文法を解説しようとすればできなくはないけれど
そんなことを考える間もなく「こういうもの」として話しているよね、文法解説のほうが難しいよね、と。
(国語に弱いこともネックになっていると感じつつ。)

ということで、昨日もその後一緒に繰り返しの音読から。
しばらくすると慣れてきて「あぁ、分かってきた」と。

あれこれ辺りの風景を楽しみながらコツコツと歩を進め、前に進んだかと思い振り返ってみると、実は道に迷っていたのかふりだしに戻っているように見える、ということも多い。
実はループしながら、まったく同じところではなくスパイラル状に少し上の段へ上って来ていると信じたい。

 

そんなふうに、昨日は少しげんなりとしてしまう日ではあったけれど、
こうして私はしっかり息子の現状を思い知ることができ、気を引き締めることもできた。
危機感は大切だ、現状を改善していくためには。

そして、もう一つ、昨日は私を素敵な緊張感で満たしてくれたものがあった。
それは昨日息子が学校からいただいてきた『入学記念』というアルバム。

まるで卒業アルバムのような体裁で、入学式の日の写真とその直後に撮影されたクラス写真が収められたアルバムだった。

その最初のページには「入学式・校長式辞要旨」として校長先生のお言葉が印刷されている。
あの日拝聴して自然と背筋が伸びた「新入生に告ぐ」という詩もあった。

鋭く響いた「その志を忘れるな」というお声がここで再び蘇り、改めて背筋が伸びた。
そして入学式のページを開くと、あまりにピシっと、凛と整った全体の様子に私は驚き、やはり初心の緊張感が蘇ってきた。

さらに、入学式前の写真の一つに私たち親子の後ろ姿を見つけた。
これはあの日の私たち。そこに入る前の私たちだ。

少しずつではあるけれど、前に進んでいる気はする。
「三歩進んで二歩下がる」ような状況ではあるけれども、いつも前向きに歩んでいたい。
そして長道中ではあるけれども緊張感と初心を忘れずに頑張っていきたい。

このアルバム、常に大切に傍に置いておこうと思う。

 

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