昨日学校から帰宅した息子は、着席するなり
「今日の特活の時間にねぇ、CCホールでねぇ~…」ととても楽しそうに話し始めた。
何か新聞形式でまとめるべきものがあり、
特活の時間にその書き方についての話を伺うのだとは聞いていた。
お話しくださった先生は
「高校のほうの先生みたいなんだけど、昔、新聞記者さんだったんだって!」とのことで、
その授業中にとっていたノートを見返しながら
お聴きした内容をそれはそれは楽しそうに教えてくれた。
単に新聞の書き方やまとめ方を教わったのでなく
先生の豊富なご経験を語って下さったようで
中一生へのメッセージも込められていたようだ。
それを聴く私も「面白いなぁ」と感じ、
「いいな、私もそのお話をお聴きしたいなぁ」と思った。
その話が終わると、次に息子は社会(地理)の一式を取り出した。
この日の授業では東南アジアのプランテーションについて学んだのだろうか、
教科書や資料集などを開き、それらを読みつつ色々なことを語ってくれた。
途中データブックで詳細を調べたり、資料集についているQRコードを読み取って動画を見せてくれたりもした。
最近の資料集はカラフルで情報も豊富である上に、
あちこちにQRコードが付いておりそこから動画を見ることでさらに情報が補完される。
私自身もとても興味深く勉強になった。
夜には、代数の授業で配布された文章題が少々難解ですんなりとは解けず
それにより就寝が遅くなってしまっていた。
今日は普段より寝不足気味で出かけたけれど、
それでもきっと今日もさわやかな笑顔で帰宅してくれると思う。
息子が毎日学校で充実した時間を過ごさせていただいていることに心から感謝している。
そして、気付くと息子も中学生になり、
私が息子に何かを教えると言うよりも
息子が私に外で得てきた経験や貴重な話をもたらしてくれるという構図に変わってきている。
世界の狭い私に、広い世界の様々な情報や視点を与えてくれ、
私は日々勉強させてもらっている。
本当にありがたいと思う。
私もいつまでも学んでいたい。